Kaname

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ベガルタ仙台 2021 補強総評

明けましておめでとうございます。kanameです。今年初の投稿です。今年もよろしくお願いします。

 

さて、表題の通り今回は今オフの補強についての展望を、私なりに簡単に綴っていきたいと思います。なお、記事の情報は1月16日時点のものとします。

 

Out

GK 川浪吾郎→広島

GK 関憲太郎→山口

GK イ・ユノ→未定

DF 柳貴博→レンタル終了→札幌

DF 金正也→未定

DF 飯尾竜太朗→未定

DF 常田克人→松本

DF パラ→未定

MF 椎橋慧也→柏

MF 浜崎拓磨→松本

MF 兵藤慎剛→未定

FW ジャーメイン良→横浜FC

FW 山田寛人→レンタル終了C大阪

FW アレクサンドレ・ゲデス→レンタル終了→帰国

FW 長沢駿→大分

 

In

GK 井岡海都←仙台大

DF 真瀬拓海←阪南大

DF アピアタウィア久←流通経済大

MF 加藤千尋流通経済大

MF 上原力也←磐田レンタル

MF 秋山陽介←名古屋

MF 長倉颯←岐阜

FW マルティノス←浦和

FW 皆川佑介横浜FC

 

 

純粋な選手数を比較してもわかるように、補強はもちろん「補充」もできていない感じは決して否めません。

 

ただでさえ自動降格圏で終わった昨季から、絶対にレベルアップが必要な状況下でしたが現実はむしろその逆に終わってしまいました。テグ氏の神通力がよっぽど効かない限り、正直今年は厳しいと思います。

 

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全体の総評はこのへんにして、新加入選手それぞれの紹介。

・No.2 MF 秋山陽介

左利きのチャンスメーカー。名古屋と磐田では主に左SBとして使われましたが、どうやら本職ではない様子。それでも、チームに左SBがとにかく少ない状況下ゆえに仙台でもここでの起用がメインになるかと思います。プレースタイルは、ミドルの怖さと引き換えに足の速さを得た松下、という印象です。つまりテクニック型です。

 

・No.5 DF アピアタウィア久

昨年J1でも経験を積みましたが、リーチの長さや競り合いの迫力は十分に即戦力クラス。あとは足元の安定感やカバーリングのスピードでどれだけ平岡に迫れるか。タレント性はピカイチだと思うので、試合経験を今後も積んでもっともっと伸びることに期待です。

 

・No.6 MF 上原力也

よく磐田は放出を容認してくれたな、という逸材です。ボールを刈り取る仕事もまっとうしながら、何より前への活力を与えてくれます。勇敢な縦パス、積極的なドリブル、そしてパンチのあるミドルシュートでラインをグイグイと押し上げていきます。松下のよき相棒となってチームを救ってほしいです。

 

・No.19 FW 皆川佑介

自分で決め切る力は正直低いですが、その分味方を生かすプレーに特化しています。2トップでセカンドトップ気味に使うか、シャドーで使うと最も効力を発揮するタイプ。唯一キャリアで二桁得点を達成した熊本時代は、アン・ビョンジンとのツインタワーを組み、サイドを無双する田中達也のクロスに合わせまくっていました。

 

・No.20 FW マルティノス

補強の一番の目玉。左サイドのクエンカがヌルヌル系なら、右の彼はキレキレ系です。波の大きさは同じレフティーのハモン・ロペスに匹敵しますが、最大能力値は爆発的です。調子のよい時は、ロッベンのように「形は熟知しているのに止められない」選手となります。悪い時は小指で接触しても弾んで跳ねて転がります。

 

・No.21 GK 井岡海都

失礼な話、彼の特徴を不勉強にして全く知らないのですが、安心信頼の仙台大学なのでいつかチームに必要不可欠なプレイヤーへと育ってくれるはずです。また、現在のチームは憲太郎・吾郎・ユノのGK3人が退団。クバ・小畑の間をつなぐ精神的支柱としての第3GKの立ち回りにも期待がかかります。

 

・No.24 MF 長倉颯

率直なところ、彼をイレギュラーな契約で獲得したクラブの指針には疑問感が拭えないのですが、彼自身に頑張ってほしいという思いは変わりないです。J通算11試合の出場で、正直どんな特徴のある選手なのかもわかってないのですが、右利きでMF全般とSBをできるらしいです。岐阜サポ曰く、戦術理解度は高いがスタミナに難あり。

 

・No.25 DF 真瀬拓海

25番を背負った右SBには、相当な覚悟を感じられます。昨年はJ1で多くの試合に出場し、タッチライン際でボールを落ち着かせる・それを一番無難な味方にしっかり通す、の基礎的なところはかなり安定していたよう見受けられました。なので、期待すべきはその殻を破る大胆なプレー。25番のDNAはテグ氏の元でどう継がれるでしょうか。

 

・No.26 MF 加藤千尋

4年間の大学生活で、4年目にしてトップチーム昇格を果たし、そこから一気にプロ内定を勝ち取った苦労人of苦労人。メインポジションはインサイドハーフで、昨年の関東大学リーグでは22試合中19試合に出場して14得点を記録。2列目からスルスル出てくる攻撃センスの良さは、ゼロトップ起用でも活きるかもしれません。

 

 

 

以上です。皆さん体調に気を付けて!