Kaname

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センダイ勝たなきゃつまんねえだろ

 

 

2023年2月26日

 

今シーズンのホーム開幕戦・栃木SC戦。

 

 

わたくしkanameは2020年の観戦以降、実に3年ぶりにユアテックスタジアム仙台へと足を運びました。

 

試合は、終了間際の山田寛人のゴールで1-0の勝利。

見事にホーム開幕戦を白星で飾りました。

 

 

しかしそれ以上に私にとって嬉しかったこと。

 

 

それは、13073人が訪れたスタジアムに

 

”あの頃の声援”が戻ってきたことです。

 

 

 

 

 

長くなるので割愛しますが、私がベガルタ仙台に本格的に魂を売り始めたのは

第一次手倉森政権の2011年から。

 

翌年にはJ1で2位を記録するなど、まさにこのクラブにとって最も輝かしい時代でした。

 

残念ながらそれ以降、本格的に優勝争いに関わることはありませんでしたが、

 

どんな時にも拳を掲げてクッッッソでっかい声で声援を送るゴールドのスタンド。

 

 

それは、私がベガルタ仙台という「場所」にとって非常に魅力を感じる

大きな要素でもありました。

 

 

 

そしてその中の”一員”であることを、私はいつも自分自身誇りに思ってきました。

 

 

 

 

思い出すのは、敗れはしましたが2018年の天皇杯決勝。

 

埼スタでの浦和レッズ」を相手にあそこまで一帯をゴールドに染め上げ、

冬の夜空にチャントを響かせたあの日の光景は今でも忘れられません。

 

 

 

 

しかし、プライベートの事情で以後なかなかスタジアムへ足を運べなくなり、

チーム成績も次第に下降。

 

 

さらには、新型コロナウイルスの影響で”サッカーという日常”から隔絶された日々が続き、

 

開催しても無観客、観客を入れても声出しNG・立見NGなど

 

ユアスタの姿は私が好きだった”あの頃”とは変わり、

 

 

 

チームとしても、長年耐え抜いたJ1の舞台から陥落し、

 

J2へと舞台を移すことになりました。

 

 

 

 

J2復帰初年度の2022年。

 

シーズン後半から一部の試合で「実証実験」として声出しが許可されましたが、

 

 

”限られたその場”にうまく予定が合って居合わせることは私自身ついぞ叶わず、

 

 

チームも惜しくも昇格を逃すシーズンとなりました。

 



 

 

 

そういう思いを味わった中で迎えた今年。

 

ついに、ノーマスクでの声出しも、隣の人との密集も、全力でのリャンダンスも(?)

許可される時が戻ってきました。

 

 

 

 

ユアスタでのホーム開幕戦となる2月26日。

 

何としても予定を空けねばと、日程が発表された瞬間に真っ先にこの日の手帳を

埋めたのを鮮明に覚えています。

 

 

 

 

そして3年ぶりに訪れたユアスタの地。

 

 

私の”知っている”仙台サポーターの姿がそこにありました。

 

 

 

 

 

「サポーターの声援とチーム成績は関係ない」という意見がありますが、

 

 

今J2で首位のクラブとかを見る限りでも残念ながらそれは正しいと思います。

 

 

 

 

そして、「サポーターなんて、所詮は自己満足だろう」と。

 

 

 

 

 

でも私は、自分が楽しむための場所としてここに居続けたい。

 

 

皆と同じく黄金を纏い、拳を握って戦う仲間たちと歓喜の瞬間にともに吠えたい。

 

 

 

 

3年ぶりの現地観戦は、

たった90分の時間でもそう感じさせてくれるには十分でした。

 

 



 

以前どっかの記事で言及した通り、

サッカーは”その時しか楽しめない”要素がたくさんあります。

 

 

 

だからこそ、その瞬間を仲間と楽しみたい。

 

 

その瞬間をより良いものにするために、選手を全力で鼓舞したい。

 

 

 

 

ゆえに今季の私は、

今まで長らく現地から遠ざかっていた鬱憤を晴らすかのごとく、

 

初訪問の地も含めて、今までの比類なきペースでスタジアムへ足を運んでいます。

 

 

 

 

 

今季のJ2生活、まだまだ苦難の連続です。

 

”最後の栄光”をつかみ取るのははっきり言って至難の業です。

 

 

 

でも、仙台サポーターは諦めの悪い集団です。

 

 

 

ホームでタコ負け連敗しても次節に”特急列車をジャック”してアウェイに乗り込んだり、

 

 

昇格組に86分から逆転負けを喫しても、次節にはスタジアム入りするバスを

前後左右から包囲して200%の「アレ!仙台」を注入したり、

 

 

退任疑惑の立った社長に何種類もの個人チャントを作ったり、

 

 

昨年相手チームからいただいた”お土産”を大切に保管して勝利後に見せてあげたり、

 

 

「(新幹線目線で見れば)隣駅だから!w」と言ってアウェイ席を完売させたり、

 

 

 

本来そういう集団だからこそ、

やっぱりこの”場所”は魅力的だなぁと今季改めて感じています。

 

 

 

 

だからこそみんなでもっと上に上がりたいね。

 

 

 

 

Twitterでブロックしてる嫌いな奴らも、試合中は仲間です。

 

 

 

 

一つでも多くの勝ち星を生んでもらえるよう、

 

声がボロボロになっても叫び続け、

 

手のひらが真っ赤に腫れるぐらいブッ叩き、

 

ゴールには全身で喜び、誤審には全身でブチ切れ、

 

 

それに効果あるないは置いといて「一緒に戦ってるからな」と、

 

これからも全力で、拳と声援で

「俺ら””が””いるぞ」をアピールしていきます。

 

 

まだ行けるぞ。

 

 

仙台

勝たなきゃ

つまんねえだろ?